この日はボンからマインツへ。両者ともライン川沿いの町。ドイツの主要駅を結ぶ主な列車には，ICE（インター・シティ・エクスプレス）とIC（インター・シティ）があるが，最速のICEはライン川から少し離れた専用軌道を通る。 というわけで，フランクフルト行きのICに乗車。

列車はライン川の渓谷を縫うように走る。ワイン畑の合間に現れる数々の古城。途中ローレライも通過。

やって来ましたマインツ中央駅。マインツはラインラント・プファルツ州の州都。大聖堂で有名な宗教都市でもある。 さっそく散策。

何だこれは？！

とりあえず記念撮影。

手前の像はグーテンベルク。マインツは活版印刷の発明者の出身地でもある。奥に見えるのはマインツの大聖堂（Mainzer Dom）。

大聖堂前のマルクト広場（Marktplatz）。マインツは感じの良い小ぎれいな町。近くをライン川が流れる。

再び駅前に戻ると，マインツサポーターの姿がちらほら。

スタジアムへはシャトルバスが走る。 ついでながら，ドイツではサッカーのチケットを持っていると，ふつう試合前後の交通機関を無料で利用できるが，オンラインを利用して自分で印刷したチケットでは利用できない場合がある。（この時点での話だが）マインツでも別途チケットが必要という規定になっているので注意。

乗車すること約10分。こんなところで降ろされたのだけど。

あの遠くに見える赤い灯はもしかして……？

間違いない，スタジアム。

マインツはコーファス・アレーナ！ 2011年に新設された3万人規模のスタジアム。ブンデスリーガのスタジアムとしては比較的小ぢんまりとした作りだが，町と同じく小ぎれいなスタジアム。

何だこれは？！

ブンデスリーガ2014/2015年シーズン第6節，1.FSVマインツ05対TSG1899ホッフェンハイム。9月26日（金），20:30キックオフのナイトゲーム。 スタメンに岡崎の名前がない！  後から分かったことだが，前節のフランクフルト戦でセンターバックのザンブラーノに削られ，この日はベンチ外。

お目当ての選手が試合に出ない時のガッカリ感とはこういうものなのか……というのを経験（もちろん今回は岡崎選手が悪いわけではない）。一方で，出場できないと思っていた選手が，怪我をおして出場することもある。サッカーはドラマだ。

さて，マインツの赤と対照的な青は，アウェー席のホッフェンハイム・サポーター。

選手入場。ホッフェンハイムはアウェー用の黄色いユニフォームでプレー。

ミッドウィークに試合を行った直後の金曜のゲームということもあり，試合内容は両者とも精彩を欠く。結局0対0のスコアレスドローに終わった。

スタジアムを抜けるとすぐそこは畑。ただし試合前後はシャトルバスが頻繁に運行し，アクセスは快適。