実はここはハノーファー，ニーダーザクセン州の州都。 ハノーファーは見本市（Messe）の町として有名。ということは，つまり，見本市と重なるとホテルを取るのが大変。そういうわけで，駅から離れた（でもスタジアムの裏手の）住宅街に割高の宿をなんとか確保。写真はその窓からの風景。

前日にフランクフルトに到着し，明日はボンに移動するという強行日程。ゆっくり町を散策する余裕がない。 けれど，ハノーファーは大都市のわりにとてもきれいな町。せっかくなので，今は９月だけど，12月のハノーファーを写真で紹介。

旧市街では，中世のクリスマス市やフィンランドのクリスマス市など，他の町とはちょっと違った雰囲気が味わえる。

Liebespaare bitte hier küssen.

ハノーファーのシンボル，新市庁舎。

その向かい側にはマッシュ湖（Maschsee）。人工湖だ。 そしてその向こうに見えるのがハノーファー96のホームスタジアム，旧ニーダーザクセンシュターディオン。

さて，9月のハノーファーに戻ろう。スタジアムの裏手から歩いてスタジアムへ向かう。 ちなみに中央駅から来る場合は，地下ホームから市電に乗ることができるが，徒歩でも十分にアクセス可能。

何だこれは？！

こちらは馬に乗った警察官。ドイツのサッカーの試合ではよく見かける風景。

やって参りました，ハノーファーはHDIアレーナ！  5万人弱を収容する。 ブンデスリーガ2014/2015年シーズン第5節，ハノーファー96対1.FCケルンの試合はミッドウィーク開催のナイトゲーム。

ハノーファーのチームカラーは黒・白・緑。 GKロン・ローベルト・ツィーラーはドイツ代表に選出されている。ほかに日本人の清武，酒井（宏）の両選手が所属。

一方，こちらはアウェーサポーター席。 ケルンは一昨年降格を経験したものの，ペーター・シュテーガー監督のもと，1シーズンで1部に戻ってきた。GKティーモ・ホルン，DFヨーナス・ヘクトアら，若手選手が活躍する。今シーズン，1860ミュンヘンから大迫選手も獲得した。

ハノーファーの清武と酒井（宏），ケルンの大迫，全員先発。 昨日のフランクフルト・マインツ戦（長谷部・乾・岡崎）に続き，3人の日本人が同時にキックオフのピッチに立つ。隔世の感。

9月24日（水），20:00キックオフ。 センタースポット付近，手前が大迫勇也選手。

試合は両チームとも集中した入りになった。ボールを持つのは清武。タッチライン際を酒井が駆け上がる。

ハノーファーがいきなり最初のチャンスをものにして先制。 実は，ケルンは前節まで失点がなかったため，GKホルンにとって，このゴールがブンデスリーガ1部での初失点となった。

その後，いくつか見せ場はあったものの，両チームとも決定機をものにできず。結局ハノーファーがケルンの攻撃を何とかしのいで，1対0で試合終了。

スタジアムへのアクセスも良く，周囲も美しい。気持ちのいい町，ハノーファー。