クリスマスのドルトムントへやって来ました。12月のドイツはちょっと寒々しい。

中央駅から地下鉄（U-Bahn）でスタジアムへ向かう。

ドルトムントのホームスタジアム，ズィグナール・イドゥーナ・パルク。かつてヴェストファーレンシュターディオンと呼ばれたスタジアムは8万人を収容する。

誰が何と言おうと，私はニュルンベルクを応援します。

一生の間に一度は訪れたいスタジアム。

そしてこれがゴール裏のサポーター席，南側スタンド（Südtribüne）。すべて立見席で，ここだけでおよそ2万5千人を収容。「黄色い壁」はだたもう圧巻の一言に尽きる。

一方のアウェーサポーター席。ニュルンベルクの赤が際立つ。

選手入場（注：香川真司加入以前のシーズンです，念のため）。ドルトムントは，ヴァイデンフェラー，フンメルス，スボティッチ，S. ベンダー，ブワシュチコフスキ，グロースクロイツらがスタメンに名を連ねる。ちょっと反則ではないですか，このメンバー。 ニュルンベルクの方は期待の若手イルカイ・ギュンドアンが先発（注2：後にドルトムントに移籍し，ドイツ代表でも活躍することになるギュンドアン）。

ブンデスリーガ2009/2010年シーズン第15節，ボルシア・ドルトムント対1.FCニュルンベルクの対戦は，12月5日（土），15:30のキックオフ。

写真では見づらいけれど，電光掲示板もクリスマス仕様。 さて，試合の方はと言うと……，試合後のkickerの表現を借りなら，慰めようのないニュルンベルクの守備に対しドルトムント楽勝。

ドルトムントが好機を迎えるたびに，隣の体格のいいおじさんが身を乗り出して肘で小突いてくるので，最初は嫌がらせ？ と思ったけれど，ハーフタイムに話をしたら親切ないいおじさんだった。（注3：写真はニュルンベルクの好機） 後日，ドルトムント出身の留学生にこの話をしたら，ああ，みんなそうだよ，わざとじゃないよ，と教えてくれた。

ちなみにドルトムントの監督は，ユルゲン・クロップ。

試合終了。4対0でドルトムント快勝。隣のおじさんは試合終了を待たず，「良い旅を！」と，込み合う前に帰って行かれた。 写真はサポーターと勝利を喜び合うドルトムントの選手。

さて，町に戻るとクリスマス一色。

ドルトムントのクリスマス市で有名なのは，この巨大なクリスマスツリー。本物の木を使ったものでは世界一の大きさらしい（もっとも接ぎ木？しているらしいけれど）。

翌朝。こちらはグリューワイン（香辛料入りのホット赤ワイン）のスタンド。みなさん朝から飲んでおられます。

あ，すみません，私も飲んでしまいました。